DTM初心者がAIに曲を歌わせてみた
こんにちは、吉野です。
Fusicには「半期目標」という制度があります。
半期に一回、仕事やプライベート問わず、何かしらの目標を一つ決めて、
それを社内で共有。
半期末に、達成・未達成を互いに報告しあうというものです。
今期の吉野の半期目標は
- 月に1冊の本を読んで、社内システムに書評を書く
- リングフィットアドベンチャーをクリアする
- 曲を一曲つくる
の三つ。
今回はその中で「曲を一曲つくる」に着目した記事です。
はじめての曲作りと、NEUTRINOとの出会い
どうやって曲をつくるの?
吉野は、これまで一度も曲をつくったことがありません。
ということで、最近新しい趣味としてDTM(デスクトップミュージック)をはじめました。
いわゆる「打ち込み」というやつですね。
打ち込みソフトをつかって、色んな楽器の音を再現し、曲を作っていきます。
使っているソフト
ほんとにほんとに初心者!ということで、みんながご存知、Macの無料ソフト、GarageBandを使っています。
とりあえずDTMの使い方を勉強
DTMで曲を作るにしても、そもそもソフトの使い方を知らなければ何も作れません。
ということで、現在は既存の曲をソフト上でコピーをして、ソフトの使い方を覚える、ということをしています。
せっかくならボーカルは歌付きがいい!
曲の打ち込みを進めていくと、楽器だけでなくボーカルの打ち込みが必要になってきます。
その際、せっかくならメロデイだけの打ち込みではなく、しっかり歌が入った形で打ち込みできたらなーと思いました。
有名どころでいうと「ボーカロイド」を使えばそれができそう。
と思いましたが、もちろん有料ソフト。
いきなりの購入をためらって、色々と調べていると、このサイトに辿り着きました。
こちら何のサイトかというと
NEUTRINOはニューラルネットワークを用いた歌声シンセサイザーです。本ソフトウェアはフリーウェアです。
楽譜から発声タイミング・音の高さ・声質・声のかすれ具合などをニューラルネットワークで推定します。上記の推定されたパラメータを元にvocoderで音声を合成します。
本ソフトの名称はまだ聞いたことのないような楽曲・ジャンルを開拓してほしいという思いを込めて名付けました。あなたの創作・発見の一助になれれば幸いです。
とのことです。
つまりはAIがいい感じに歌ってくれる、ということですね!しかも無料で!(略しすぎ)
サイトではサンプルの音源も聞くことができますが、かなりのクオリテイ。
ほんとに人が歌ってるみたいですね。
ということで今回はこのNEUTRINOを使ってみることにしました。
NEUTRINOの使い方
AIに歌ってもらうためには、まずは歌ってもらう楽譜を作る必要があります。
NEUTRINOはmusicxmlという形式のファイルを読み取ってくれるので、musicxmlファイルが必要です。
自分はMuseScoreという無料ソフトを使用しました。
今回吉野がコピーした曲はSHISHAMOというバンドの「明日も」という曲。
DocomoのCMソングで使われていたので、聞いたことある人も多いかも。
この曲のサビを楽譜におこします。
歌詞もちゃんと入力してあげます。
打ち込んだ楽譜をmusicxml形式でエクスポート。
あとはNEUTRINOのコードに読み込ませてあげるだけ!
デフォルトだと「東北きりたん」という歌声ライブラリで生成されるので、今回は「東北きりたん」を使用しました。
NEUTRINOに歌ってもらった結果
こんな感じになりました。
もちろん若干の不自然さはありますが、かなり人間が歌ったものに近いような気がします!
これは何も調整などを加えていないものなので、ここから加工していくとよりクオリティをあげることができそうですね。
さらに、DTMで他の楽器を打ち込んだものと、合わせてみました!
打ち込みって難しいですね。。。
なかなか原曲の再現ができない。
その上、時間もかかるので、途中でトランペットやギターの打ち込みが消えちゃってます(挫折w)
頑張ってレベルアップしていきます!
最後に
とはいえ、NEUTRINO、かなり期待できそう!
今後曲をつくるにあたって、たくさん活用させてもらおうかと思います!
では今後の吉野のDTM力の向上をお楽しみに!笑